Kaspersky Secure Mail Gatewa と Kaspersky Anti Targeted Attack Platform との統合を設定できます。
Kaspersky Anti Targeted Attack Platform(KATA)は、企業の IT インフラストラクチャの保護と、ゼロデイ攻撃、標的型攻撃、持続的標的型攻撃(以後「APT 攻撃」とも表記)のような脅威の迅速な検知のために設計されたプログラムです。
統合の結果、 Kaspersky Secure Mail Gateway はスキャンのためにメールメッセージを KATA に送信し、スキャン結果を受信できるようになります。KATA は標的型攻撃や企業の IT インフラストラクチャへの侵入の兆候がないかメッセージをスキャンします。
KATA のスキャン結果に基づいて、Kaspersky Secure Mail Gateway は個々のメッセージをブロックできます。
KATA 統合には、次のバリエーションがあります:
統合するには、Central Node で KATA サーバーの IP アドレスを指定するだけです。Central Node がクラスタとして導入されている場合(KATA バージョン 5.0 以降で使用可能)、クラスタ内の任意の処理サーバーの IP アドレスを指定できます。
アドレスは、Kaspersky Secure Mail Gateway コントロールノードの Web インターフェイスの KATA 統合設定で指定されます。
Central Node クラスタで構成される複数の KATA 処理サーバーは、フォールトトレランスを提供します。1 台のサーバーとの接続が失われた場合、クライアントは他の使用可能なサーバーのいずれかに自動的に切り替えます。
ビルトインのバランサーは、Kaspersky Secure Mail Gateway クラスタノードで実行されます。ビルトインのバランサーは、各ノードの KATA サーバーの使用可能性を監視し、KATA サーバー間の自動切り替えを提供します。