製品動作の監視

ウィジェットとダッシュボードを使用して製品を監視できます。期間別およびクラスタノード別に監視データをフィルタリングできます。

本製品の Web インターフェイスの[ダッシュボード]セクションには、以下の情報が表示されます:

  1. システムの正常性。クラスタで発生したエラーのグラフ。[ノードへ移動]をクリックして[ノード]セクションに移動すると、各クラスタノードの正常性について詳細を表示できます。
  2. 処理済み。このウィジェットには、処理されたすべてのメールメッセージに適用された製品の処理の統計が表示されます。
    • 添付ファイルを削除済み
    • 削除済み
    • 駆除済み
    • 隔離済み
    • 拒否済み
    • スキップ済み

    サイズ]または[件数]をクリックすると、処理されたすべてのメッセージの合計サイズまたは合計数の表示を切り替えることができます。

  3. 検知済みこのウィジェットには、検知されたオブジェクトが保護モジュール別に表示されます:
    • アンチフィッシング
    • アンチスパム
    • アンチウイルス
    • コンテンツフィルタリング
    • メール送信ドメイン認証
    • リンクのスキャン
    • KATA

      これは KATA との統合が設定されている場合にのみ表示されます。

    保護モジュールにより 1 つのメッセージで複数のオブジェクトが検知された場合、統計ではそのモジュールに対して 1 つのオブジェクトだけカウントされます。異なる保護モジュールによって 1 つのメッセージで複数のオブジェクトが検知された場合、統計では各保護モジュールに対して 1 つのオブジェクトがカウントされます。

    情報ペインの右上隅にあるリンクをクリックすると、[イベント]セクションに移動して、選択期間内の検知情報とともに関連イベントを表示できます。

  4. 特定のモジュールによってスキャンされたメッセージの数をスキャン結果ごとに表示するウィジェット:
    • アンチウイルス
    • アンチスパム
    • アンチフィッシング
    • コンテンツフィルタリング
    • リンクのスキャン
    • メール送信ドメイン認証

    既定では アンチウイルス ウィジェットのみが表示されます。必要なウィジェットを追加するには、新しいウィジェットレイアウトを作成するか、現在のレイアウトを変更することができます。

    保護モジュールの統計を示すすべてのウィジェットには、以下のスキャンステータスが表示されます:

    • 検知済み - ルールの適用基準を満たすオブジェクトがメッセージに含まれることが確認されました。
    • 未検知 - メッセージはスキャンされ、脅威やその他のオブジェクトは含まれていませんでした。
    • マクロを含む文書 - メッセージに添付ファイルがあり、マクロ付きのドキュメントが含まれています。

      アンチウイルス にのみ適用されます。

    • 隔離済み - メッセージはアンチスパム隔離に移動されました。

      アンチスパム にのみ適用されます。

    • 未処理 は、次のいずれかの理由によってスキャンされなかったメッセージに割り当てられるステータスのグループです。
      • 暗号化済み - オブジェクトは暗号化されているため、スキャンできませんでした。

        アンチウイルス にのみ適用されます。

      • エラー - メッセージのスキャン時にエラーが発生しました。
      • ベースのエラー - 製品の定義データベースが読み込まれていなかったため、メッセージをスキャンできませんでした。
      • ライセンスの制限 - 製品のライセンスの制限により(たとえば、ライセンスの期限切れ)、メッセージをスキャンできませんでした。
    • 設定による無効化 は、管理者が設定した次のいずれかの製品設定に従ってスキャンされなかったメッセージに割り当てられるステータスのグループです。
      • 許可リスト - 送信者のアドレスがグローバルの許可リストに含まれていたため、メッセージはスキャンなしで配信されました。
      • 拒否リスト - 送信者のアドレスがグローバルの拒否リストに含まれていたため、メッセージはスキャンなしで拒否されました。
      • ネスト階層レベルの超過 - 保護の全般設定で設定された最大アーカイブネスト階層レベルに達しました。

        アンチウイルス にのみ適用されます。

      • 個人用許可リスト - 送信者のアドレスが受信者の個人の許可リストに含まれていたため、メッセージはアンチスパムモジュールによってスキャンされませんでした。

        アンチスパム にのみ適用されます。

      • 個人用拒否リスト - 送信者のアドレスが受信者の個人の拒否リストに含まれていました。個人リストの設定で設定された処理がメッセージに適用されます。

        個人リストの設定に基づいてバックアップに保存されたメッセージはカウントされません。そのようなメッセージは、スキャン結果に基づいて他のステータスの統計情報にカウントされます。

      • ローカルポリシー - メッセージはリレー IP から送信されました。

        メール送信ドメイン認証 にのみ適用されます。

      • 保護設定で無効 - モジュールは保護の全般設定またはメッセージ処理ルールでオフになっています。
      • 別モジュールによって処理済み - メッセージはこのモジュールでスキャンされませんでした。このメッセージは既に別の保護モジュールによってスキャンされ、「拒否」または「メッセージを削除する」処理が適用された(さらに、メッセージのコピーがバックアップに保存されなかった)ためです。
  5. 最新の脅威。最近検知された脅威に関する情報の表:
    • 時間 - 脅威が検知された時刻。
    • 脅威名 - オブジェクトで検知された脅威の名前。
    • 結果 - オブジェクトによって実行された処理。

    本製品で現在取得できるすべての情報が表示されます。時間によるフィルタリング基準は適用されません。

  6. メッセージ。このウィジェットには、本製品で処理される受送信メールトラフィックが表示されます。

    送信メッセージをカウントする際は、本製品から送信された通知がカウントされますが、スキャンステータスが 削除済み拒否済み、または隔離済みのメッセージはカウントされません。

    サイズ]または[件数]をクリックすると、受送信されたメッセージの合計サイズまたは合計数の表示を切り替えることができます。

  7. 適用された上位ルール。メッセージの処理時に最も頻繁に適用されたルールに関する情報の表:
    • ルール名 - 管理者に設定され、適用されたルールセットの名前。
    • 件数 - ルールの開始回数。

    管理者によってルールが削除された場合、このダッシュボードには表示されません。

一部のダッシュボードは既定で表示されません。新しいレイアウトを作成し、必要なペインを追加して、使用可能なレイアウト間を切り替えることができます。

このセクションの内容

新しいレイアウトの作成

レイアウトの変更

レイアウトの削除

リストからのレイアウトの選択

監視データのフィルタリング

ページのトップに戻る