ルールでのアンチスパムスキャンの設定
1 つまたは複数のルールで、アンチスパムエンジンを設定できます。
アンチスパムエンジンをルールで設定するには:
- Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[ルール]セクションを選択します。
- ルールリストでルールの名前をクリックして、アンチスパムエンジンを設定するルールを開きます。
- [アンチスパム]セクションを選択します。
- [アンチスパム]設定グループの名前の横にあるスイッチがオフの場合は、オンにします。
- [全般設定]セクションで、有効にする全般設定の名前の横にあるチェックボックスをオンにします:
- グラフィカルイメージ処理テクノロジーを使用 - テキストを含む画像を識別し、そのテキストがスパムかどうかを判別する GSG テクノロジーを使用する場合。テキストは、画像の目的を隠すために変更されているかどうかに関係なく認識されます(たとえば、修正する、画像内で回転している、「ノイズ」で隠す、またはその他の方法など)。
- RTF 添付ファイルをスキャン - アンチスパムエンジンで RTF 形式のすべてのメッセージの添付ファイルをスキャンする場合。
- ドメイン名偽装からの保護 - ドメイン名偽装に対する保護を有効にする場合。ドメイン名偽装が検知されると、メッセージはスパムと判断されます。
X-KLMS-Spam-Method
メッセージヘッダーに unicode_spoof
タグが追加されます。SMTP エンベロープの Mail From フィールドだけでなく、From、Sender、Reply-To の各メッセージヘッダーでも、ドメイン名偽装のスキャンが行われます。
- [外部サービスを使用してスキャン]設定グループで、有効にする外部サービスの使用を制御する設定の名前の横にあるチェックボックスをオンにします:
- カスタム DNSBL リストを使用 - アンチスパムモジュールで、カスタム DNSBL リストで指定されている DNSBL サーバーで送信者のアドレスを確認する場合。
[カスタム DNSBL リストを使用]設定の名前のカスタムをクリックして、カスタム DNSBL リストを表示できます。
- カスタム SURBL リストを使用 - アンチスパムモジュールで、カスタム SURBL リストで指定されている SURBL サーバーでメッセージの件名と本文から Web サイトのアドレスを確認する場合。
[カスタム SURBL リストを使用]設定の名前のカスタムをクリックして、カスタム SURBL リストを表示できます。
- [次の場合にスパムレートを上げる]設定グループで、メッセージで使用された場合にメッセージのスパムレートを上げる言語とフォントの名前の横にあるチェックボックスをオンにします:
- メッセージが中国語で書かれている - アンチスパムエンジンで、中国語のメッセージのスパムレートを上げる場合。
- メッセージが日本語で書かれている - アンチスパムエンジンで、日本語のメッセージのスパムレートを上げる場合。
- メッセージが韓国語で書かれている - アンチスパムエンジンで、韓国語のメッセージのスパムレートを上げる場合。
- メッセージがタイ語で書かれている - アンチスパムエンジンで、タイ語のメッセージのスパムレートを上げる場合。
- メッセージでキリル文字が使用されている - アンチスパムエンジンで、キリル文字のメッセージのスパムレートを上げる場合。
- 作業領域の下部にある[適用]をクリックします。
指定した設定が Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の動作中に使用されるようにするため、ルールでメッセージのアンチスパムスキャンが有効になっていること、および設定を行ったルールが有効になっていることを確認してください。
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