メッセージに対するアンチスパムスキャンの処理の設定

スパムスキャン中にメッセージに対して Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server が実行する処理を設定するには:

  1. Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[ルール]セクションを選択します。
  2. ルールリストでルールの名前をクリックして、スパムスキャン中のメッセージに対する処理を設定するルールを開きます。
  3. アンチスパム]セクションを選択します。
  4. アンチスパム]設定グループの名前の横にあるスイッチがオフの場合は、オンにします。
  5. スパムが検知された場合]ドロップダウンリストで、スパムを含むメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • メッセージを削除
    • 拒否
    • スキップ
  6. メッセージを処理する前に、メッセージのコピーを自動的にバックアップに保存するように設定する場合は、[コピーをバックアップに保存する]をオンにします。

    既定では、[メッセージを削除]処理の実行前にメッセージのコピーがバックアップに置かれます。

  7. 準スパムが検知された場合]ドロップダウンリストで、準スパムを含むメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • メッセージを削除
    • 拒否
    • スキップ
  8. メッセージを処理する前に、メッセージのコピーを自動的にバックアップに保存するように設定する場合は、[コピーをバックアップに保存する]をオンにします。

    既定では、[メッセージを削除]処理の実行前にメッセージのコピーがバックアップに置かれます。

  9. メール送信者のアドレスが DNSBL によりブラックリストに登録されている場合]ドロップダウンリストで、送信者が DNSBL リストで検出され、「Blacklisted」ステータスを割り当てられているメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • メッセージを削除
    • 拒否
    • スキップ
  10. メッセージを処理する前に、メッセージのコピーを自動的にバックアップに保存するように設定する場合は、[コピーをバックアップに保存する]をオンにします。

    既定では、[メッセージを削除]処理の実行前にメッセージのコピーがバックアップに置かれます。

  11. マスメールが検知された場合]ドロップダウンリストで、一斉メール送信を含むことが見つかったメッセージに対して実行する処理を、次から 1 つ選択します:
    • メッセージを削除
    • 拒否
    • スキップ
  12. メッセージを処理する前に、メッセージのコピーを自動的にバックアップに保存するように設定する場合は、[コピーをバックアップに保存する]をオンにします。

    既定では、[メッセージを削除]処理の実行前にメッセージのコピーがバックアップに置かれます。

  13. 作業領域の下部にある[適用]をクリックします。

すべてのメッセージに対して既定で[スキップ]の処理が選択されます。

指定した設定が Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の動作中に使用されるようにするため、ルールでメッセージのアンチスパムスキャンが有効になっていること、および設定を行ったルールが有効になっていることを確認してください。

関連項目:

アンチスパムによる保護

アンチスパムのメッセージスキャンステータスのラベルについて

メッセージのアンチスパムの有効化と無効化

ルールでのアンチスパムメッセージスキャンの有効化と無効化

アンチスパムモジュールの設定

アンチスパムエンジン設定に対する既定値の指定

アンチスパムエンジンのカスタム DNSBL リストの設定

アンチスパムエンジンのカスタム SURBL リストの設定

ルールでのアンチスパムスキャンの設定

スパムスキャン後にメッセージの件名に追加するタグの設定

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