Integration Server および Integration Server コンソールは、ローカル管理者グループに属するアカウントを使用してアップデートする必要があります。
アップデートの開始前に、Integration Server コンソールを閉じます。
アップデートは、新しいバージョンの Integration Server と Integration Server コンソールをインストールすることによって実行されます。
アップデートには、以前のバージョンの Integration Server および Integration Server コンソールがインストールされているデバイス上のフォルダー %ProgramData% を含むドライブに、少なくとも 4 GB の空き領域が必要です。
Integration Server および Integration Server コンソールのインストールは、次のいずれかの方法で削除できます:
Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを対話モードまたはサイレントモードで使用して、Integration Server および Integration Server コンソールをアップデートできます。
アップデート中に、Kaspersky Security 5.2 以上のバージョン(Kaspersky Security 5.2.1 アップデートを含む)で動作する定義データベースと設定、および Integration Server 証明書のバックアップコピーを保存できます。
定義データベースと以前のバージョンの Integration Server の設定のバックアップコピーを保存する場合、アップグレードにはフォルダー %ProgramData% を含むドライブに追加のスペースが必要です。
Integration Server の定義データベースと設定のバックアップコピーには、以下のデータが含まれます:
バックアップコピーは、アップデートによって Integration Server の動作にエラーが発生した場合に、以前のバージョンの Integration Server の使用に戻るために使用されます(詳細については、お問い合わせ窓口の記事を参照してください)。定義データベースと Integration Server の設定のバックアップコピーは、Integration Server を削除する時に自動的に削除することも、手動で削除することもできます。既定のパスは %ProgramData%\Kaspersky Lab\VIISLA\Backup\VIISData(1) です。フォルダー名の番号は、アップデートが行われるたびに 1 ずつ増加します。
既定では、定義データベースと設定のバックアップコピーおよび Integration Server 証明書が保存されているフォルダーへのアクセスは、ACL を使用して制限されます。このフォルダーにアクセスするには、管理者権限が必要です。
Integration Server のアップグレード後、Integration Server の自己署名 SSL 証明書をより安全な証明書に置き換えることを推奨します。新しい証明書を作成し、ソリューションに含まれる証明書管理ツールを使用してインストールできます。