Integration Server と Integration Server コンソールは、ローカル管理者グループに属するアカウントにインストールする必要があります。
インストールには、フォルダー「%ProgramData%」のあるインストール先ドライブに 4 GB 以上の空き容量が必要です。
Integration Server と Integration Server コンソールをインストールする手順は、Kaspersky Security ソリューションの管理に使用する Kaspersky Security Center のバージョンによって異なります:
Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用して、対話モードまたはサイレントモードでインストールを実行できます。
Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードには、Microsoft .NET Framework 4.6.2 以降が必要です。Microsoft .NET Framework プラットフォームを事前にインストールするか、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードで Kaspersky Security ソリューションコンポーネントのインストール中に Microsoft .NET Framework プラットフォームをインストールするかどうかを確認するメッセージが表示された時にインストールします。Microsoft .NET Framework をインストールするには、インターネットアクセスが必要です。Microsoft .NET Framework のインストールで問題が生じる場合、Windows 更新プログラム KB2919442 および KB2919355 がデバイスにインストールされていることを確認してください。
デバイスにどの Kaspersky Security Center コンポーネントがインストールされているかに応じて、インストール中に次の処理が実行されます:
Integration Server コンソールのインストールが完了すると、Kaspersky Security Center 管理コンソールの監視タブの管理サーバー <サーバー名>ノードのワークスペースに、導入セクションにKaspersky Security for Virtualization <バージョン番号> Light Agent の管理(<バージョン番号> は、Kaspersky Security ソリューションのインストールされているバージョンの番号です)が表示されます。このリンクを使用して Integration Server コンソールを開始します。
インストールが完了したら、Integration Server コンソールのインストールフォルダーにある実行ファイルを使用して Integration Server コンソールを起動できます。
Integration Server を正常にインストールするには、ネットワーク機器またはトラフィック監視ソフトウェアの設定で、SVM と Light Agent が Integration Server に接続する際に、ポートを使用して接続することを許可する必要があります。既定では、ポート番号 7271(TCP)が使用されます。
Integration Server をインストールする場合、Kaspersky Security バージョン 5.2 以降(Kaspersky Security 5.2.1 アップデートを含む)で動作するために使用されていた Integration Server の削除中に保存されたデータが使用される場合があります。
Kaspersky Security ソリューションのアップデートの一部として Integration Server をインストールする手順は、このセクションで説明する「クリーン」インストール手順とは異なります。