カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018

コンピューター上およびインターネット上でのアプリケーションの動作の制御

アプリケーションコントロールは、アプリケーションがオペレーティングシステムにとって危険な動作を行うのを阻止し、オペレーティングシステムのリソースや個人情報へのアクセスを制御します。

コンピューターにインストールされたアプリケーションにより、オペレーティングシステムでの動作を記録し、ルールに基づいてアプリケーションの動作を規制します。アプリケーションコントロールのルールは、保護されたリソース(ファイルやフォルダー、レジストリキー、ネットワークアドレスなど)へのアクセスなど、アプリケーションによる疑わしい動作を制限します。

64 ビット版オペレーティングシステム上では、次の動作に対するアプリケーションの権限は設定できません:

  • 物理メモリへの直接アクセス
  • プリンタードライバーの管理
  • サービスの作成
  • サービスの読み取り
  • サービスの編集
  • サービスの再設定
  • サービスの管理
  • サービスの開始
  • サービスの削除
  • ブラウザーの内部データへのアクセス
  • オペレーティングシステムの重要なオブジェクトへのアクセス
  • 保護された記憶域へのアクセス
  • デバッグ権限の設定
  • オペレーティングシステムのプログラムインターフェイスの使用
  • オペレーティングシステムのプログラムインターフェイスの使用(DNS)

64 ビット版 Microsoft Windows 8 上では、次の動作に対するアプリケーションの権限は設定できません:

  • 他のプロセスへの Windows メッセージの送信
  • 疑わしい操作
  • フックのインストール
  • 着信ストリームイベントの傍受
  • スクリーンショットの作成

ネットワーク上でのアプリケーションの動作は、ファイアウォールによって管理されます。

アプリケーションを初めて起動する際、アプリケーションコントロールは、アプリケーションの安全性をチェックし、4 つのグループ(許可、ブロック、強い制限付き、弱い制限付き)のいずれかを割り当てます。グループは、カスペルスキー インターネット セキュリティがアプリケーション動作の制御に適用するルールを定義します。

アプリケーションコントロールまたはファイアウォールが有効化されている場合にのみ、およびこれらの両方のコンポーネントが有効化されている場合に、カスペルスキー インターネット セキュリティによって、アプリケーションが信頼グループ(許可、ブロック、強い制限付き、弱い制限付き)に割り当てられます。これらの両方のコンポーネントが無効化されている場合は、アプリケーションを信頼グループに割り当てる機能は使用できません。

アプリケーションコントロールのルールは、手動で編集できます。