カスペルスキー インターネット セキュリティ 2018

Web カメラへのアクセスについて

犯罪者は、専用のプログラムを用いて Web カメラに不正にアクセスしようとします。カスペルスキー インターネット セキュリティは、Web カメラへの不正アクセスをブロックし、アクセスがブロックされたことを通知します。既定では、[強い制限付き]または[ブロック]のグループに含まれるアプリケーションの Web カメラへのアクセスをブロックします。

[アプリケーションコントロール]設定ウィンドウで、[強い制限付き]または[ブロック]グループに含まれるアプリケーションについて、Web カメラへのアクセスが許可されます。弱い制限付きの信頼グループからのアプリケーションが Web カメラに接続しようとする場合、通知が表示され、そのアプリケーションを Web カメラにアクセスさせるかどうか確認を求められます。

既定ではアクセスを拒否されるアプリケーションで Web カメラにアクセスしようとすると、通知が表示されます。通知には、コンピューターにインストールされたアプリケーション(Skype など)が、現在 Web カメラから映像データを受け取っているという旨の情報が表示されます。通知のドロップダウンリストで、Web カメラへのアクセスからアプリケーションをブロックするか、または Web カメラへのアクセスに関する設定に進むことができます。アプリケーションがすでに全画面表示モードで実行されている場合、この通知は表示されません。

アプリケーションによって受け取る映像データに関する通知のドロップダウンリストでは、通知を非表示にするか、または通知の表示設定に進むこともできます。

アプリケーションの GUI がまだ読み込み中か、読み込まれていないか、応答のない状態で、手動ではアクセスできない場合、既定では、許可を必要とするアプリケーションに対して、Web カメラのアクセスが許可されます。

Web カメラへのアクセス制限には次の機能と制限があります:

  • Web カメラのデータの処理によって得られる動画と静止画像を管理します。
  • Web カメラからの映像ストリームに含まれる音声信号を管理します。
  • Windows デバイスマネージャーに画像装置として表示される、IEEE1394 または USB を介して接続された Web カメラのみ制御されます。

このリンクをクリックすると、サポートしている Web カメラのリストが表示されます。

Web カメラへの不正なアクセスに対する保護をアクティベートするためには、アプリケーションコントロールを有効にする必要があります。

Microsoft Windows 10 Anniversary Update(RedStone 1)に本製品をインストールした場合、Web カメラ保護には制限があります。