ファイルシステム保護サービスの SVM イメージの変更
このステップでは、ファイル脅威対策がインストールされている SVM イメージを選択できます。選択した SVM イメージがファイルシステム保護サービス(Kaspersky File Antimalware Protection)を登録した時に指定したイメージと異なる場合は、Integration Server は VMware NSX Manager でファイルシステム保護サービスを再登録します。再設定ウィザードでの操作が完了したら、VMware クラスターに導入されているファイルシステム保護サービスをアップデートできます。これにより、ハイパーバイザーに、新しく指定したイメージから SVM が導入されます。
これまでファイルシステム保護サービスを登録していなかった場合は、Integration Server がファイルシステム保護サービスを VMware NSX Manager に登録します。再設定ウィザードでの操作が完了したら、VMware クラスターにファイルシステム保護サービスを導入できます。これにより、ハイパーバイザーに、ファイル脅威対策がインストールされた SVM が導入されます。
製品の配布キットにはファイル脅威対策がインストールされている複数の SVM イメージが含まれています。これらの SVM イメージを使用して、SVM に割り当てられたプロセッサ数とメモリに対して必要な設定がなされた SVM を導入できます。
ファイル脅威対策がインストールされた SVM イメージのすべてのファイルは、HTTP プロトコルまたは HTTPS プロトコルでアクセスできるネットワークリソース上の同じフォルダーになければなりません。
SVM イメージのパスを指定または編集するには、次の手順に従います:
- [ファイルシステム保護サービス用の SVM イメージを指定または変更する]をオンにします。
- SVM イメージ記述ファイル(XML ファイル)のアドレスまたは目的の SVM 設定に対応する SVM イメージ OVF ファイルのアドレスを指定します。
- [検証]をクリックします。
ウィザードが SVM イメージを検証します。イメージが破損している場合や、イメージのバージョンがサポートされていない場合は、ウィザードにエラーメッセージが表示されます。
SVM イメージの検証で問題が見つからなかった場合は、選択された SVM イメージについて次の詳細がウィンドウの下部に表示されます:
- SVM イメージの設定:SVM に割り当てられたプロセッサ数とメモリ。
SVM イメージ記述ファイル(XML ファイル)のアドレスを指定した場合、[SVM イメージの設定]のドロップダウンリストから必要な SVM 設定を選択できます。
- アプリケーション名:SVM にインストールされているアプリケーションの名前。
- SVM バージョン:SVM のバージョン番号。
- 製造元:SVM にインストールされているアプリケーションの開発元。
- 説明:アプリケーションの概要。
- 必要なディスクの空き容量:データ保管領域への SVM の導入に必要なディスク容量。
- SVM イメージの設定:SVM に割り当てられたプロセッサ数とメモリ。
ウィザードの次のステップに進みます。