SVM のアップデート
製品をマルチテナンシーモードで使用する場合は、SVM を更新する前に Integration Server を VMware vCloud Director に接続するための設定を行ってください。SVM の更新後に Integration Server を VMware vCloud Director に接続する場合、製品が正しく動作するようにするには、ナレッジベースで説明されている追加の手順を実行する必要があります。
仮想インフラストラクチャで SVM にインストールされている Kaspersky Security コンポーネントをアップデートするには:
- 以前のバージョンの製品がインストールされた SVM の動作を管理している各 VMware vCenter Server で、Kaspersky Security の設定を変更する手順を実行します。手順の中で、新しいバージョンの Kaspersky Security コンポーネントがインストールされた SVM イメージのアドレスを指定します。
再設定ウィザードが完了すると、Integration Server が新しい設定の Kaspersky Security サービスを再登録します。
- VMware vSphere Web Client コンソールで、次のいずれかの操作を行います:
- VMware クラスターに VMware ESXi 5.5 ハイパーバイザーが含まれ、導入済みの Kaspersky Security サービスを製品のアップデート前に削除した場合、Kaspersky Security サービスをクラスターに導入します。
- VMware クラスターに VMware ESXi 5.5 ハイパーバイザーが含まれていない場合は、クラスターに導入されている Kaspersky Security サービスをアップグレードします([サービスの導入]タブの[ネットワークとセキュリティ] - []セクションで、[アップグレード])。
Kaspersky Security for Virtualization 5.0 Agentless をアップグレードする場合、新しい SVM は、製品の以前のバージョンの SVM を含む同じ「VMware vCenter Agentless」クラスターに配置されます。
Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Service Pack 1 Maintenance Release 1 Agentless、Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Service Pack 1 Agentless、または Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Agentless をアップグレードすると、Kaspersky Security Center は新しい SVM 用の新しい「VMware vCenter Agentless」クラスターを作成します。Kaspersky Security Center 管理コンソールには、以前のバージョンの Kaspersky Security がインストールされた KSC クラスターに対して作成された管理グループも表示されます。
以前のバージョンの製品の SVM を使用している KSC クラスターとこれに対応して作成された管理グループには、「VMware vCenter "<名前>"(<IP アドレス>)
」という名前が割り当てられます:
- <名前> は以前のバージョンの製品を使用している KSC クラスターに対応する VMware vCenter Server の名前です。VMware vCenter Server の名前が定義されていなかったり IP アドレスと一致している場合は、名前は省略されます。
- <IP アドレス> は以前のバージョンの製品を使用している KSC クラスターに対応する VMware vCenter Server の IP アドレスです。