Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.0.0

ウェブ脅威対策の概要

コンピューターがオンラインになるたびに、コンピューターに保管されている情報がウイルスやマルウェアなどにさらされます。ウイルスやマルウェアは、フリーソフトウェアをダウンロードしているとき、または犯罪者による攻撃を受けている Web サイトを閲覧しているときにコンピューターに侵入する可能性があります。Web サイトを開いたりファイルをダウンロードしたりする前であっても、インターネット接続を確立するとすぐにネットワークワームがコンピューターに侵入する可能性があります。

ウェブ脅威対策は、HTTP および FTP プロトコルを介してコンピューターから受信したデータ、またはコンピューターに送信したデータを保護し、URL を悪意のある Web サイトおよびフィッシングサイトの URL のデータベースと照合してチェックします。

ウェブ脅威対策は、ユーザーまたはアプリケーションが HTTP や FTP プロトコルを介してアクセスした Web サイトやファイルをすべて傍受し、そこにウイルスやその他の脅威が含まれていないか分析します。この後は、次のようになります:

  • ページまたはファイルに悪意のあるコードが含まれていないことがわかった場合、ユーザーはそのページやファイルにすぐにアクセスできます。
  • ユーザーが悪意のあるコードを含む Web サイトやファイルにアクセスすると、ウェブ脅威対策の設定で指定した処理が実行されます。