Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.0.0

ウェブ脅威対策の設定

ウェブ脅威対策の設定では、次の操作を実行できます:

  • Web トラフィックセキュリティレベルを変更します。

    HTTP および FTP プロトコルで送受信される Web トラフィックについて、あらかじめインストールされたセキュリティレベルのいずれかを選択できます。あるいは、カスタム Web トラフィックセキュリティレベルを設定します。

    Web トラフィックセキュリティレベル設定を変更すると、いつでも推奨 Web トラフィックセキュリティレベル設定に戻せます。

  • Kaspersky Endpoint Security が悪意のある Web トラフィックオブジェクトに対して実行する処理を変更します。

    オブジェクトの Web トラフィックをスキャンした結果、オブジェクトに悪意のあるコードが含まれていることが判明した場合、ウェブ脅威対策はユーザーの設定に従ってオブジェクトを処理します。

  • リンクをスキャンする場合に、フィッシングサイトおよび悪意のある Web サイトの URL データベースに照合するように設定します。
  • Web トラフィックにウイルスや他の悪意のあるプログラムがないかスキャンする場合に、ヒューリスティック分析を使用するように設定します。

    保護の有効性を高めるには、ヒューリスティック分析を使用します。Kaspersky Endpoint Security のヒューリスティック分析では、オペレーティングシステムにおけるアプリケーションの動作が分析されます。ヒューリスティック分析を使用することで、Kaspersky Endpoint Security の定義データベースに現在登録されていない脅威を検知できます。

  • Web サイトのフィッシングリンクをスキャンする場合に、ヒューリスティック分析を使用するように設定します。
  • ウェブ脅威対策による、HTTP および FTP プロトコル経由で送受信される Web トラフィックのスキャンを最適化します。
  • 信頼する URL のリストを作成します。

    コンテンツが信頼できる Web サイトのリストを作成できます。ウェブ脅威対策は、信頼できる Web サイトからのデータでは、ウイルスおよびその他の脅威が含まれるかどうかを分析しません。既知の Web サイトからのファイルのダウンロードが、ウェブ脅威対策によって妨げられる場合などに、このオプションを使用してください。

    URL は特定の Web ページのアドレスまたは Web サイトのアドレスです。

このセクションの内容

Web トラフィックセキュリティレベルの変更

悪意のある Web トラフィックオブジェクトに対する処理の変更

ウェブ脅威対策でフィッシングサイトおよび悪意のある Web サイトのデータベースと照合してリンクを確認する

ウェブ脅威対策でヒューリスティック分析を使用する

信頼する URL のリストの編集