Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.0.0

ウェブ脅威対策でフィッシングサイトおよび悪意のある Web サイトのデータベースと照合してリンクを確認する

リンクをスキャンして、そのリンクがフィッシングサイトの URL のリストに含まれているかどうかを確認することにより、フィッシング攻撃を回避することができます。フィッシング攻撃は偽装して行われることがあります。たとえば、メールが銀行から来たもので、その銀行のオフィシャル Web サイトへのリンクが含まれているように見せかけます。リンクをクリックすると、その銀行の偽装サイトに移動します。偽装サイトにアクセスしているにもかかわらず、ブラウザーにはその銀行の実際の Web アドレスが表示されているように見えることがあります。それ以降、偽装サイトでの処理がすべて追跡され、現金が盗まれることがあります。

フィッシングサイトへのリンクは、メールからだけでなく、ICQ メッセージなどの他のソースから受け取ることもあります。このため、ウェブ脅威対策は、Web トラフィックのレベルでフィッシングサイトへのアクセスを試行し、その Web サイトへのアクセスをブロックします。フィッシングサイトの URL のリストは、Kaspersky Endpoint Security の配信キットに含まれています。

フィッシングサイトおよび悪意のある Web サイトのデータベースと照合して URL を確認するには、以下の設定を行います:

  1. アプリケーション設定]ウィンドウを開きます。
  2. ウィンドウの左側の[脅威対策]セクションで、[ウェブ脅威対策]を選択します。

    ウィンドウの右側に、ウェブ脅威対策の設定が表示されます。

  3. 設定]をクリックします。

    ウェブ脅威対策]ウィンドウが開きます。

  4. ウェブ脅威対策]ウィンドウで、[全般]タブを選択します。
  5. 次の手順に従います:
    • 悪意のある Web サイトのデータベースと照合してリンクを確認する場合は、[スキャン方法]セクションで[悪意のあるリンクのデータベースに登録されているかチェックする]をオンにします。
    • フィッシングサイトのデータベースと照合してリンクを確認する場合は、[アンチフィッシングの設定]セクションで[フィッシングリンクのデータベースに登録されているかチェックする]をオンにします。

    また、リンクを Kaspersky Security Network のレピュテーションデータベースと照合して確認することもできます。

  6. OK]をクリックします。
  7. 変更を保存するには[保存]をクリックします。