Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.0.0

ネットワークプロテクションについて

Kaspersky Endpoint Security の動作中、メール脅威対策およびウェブ脅威対策は、特定のプロトコルで送信される、もしくはコンピューターの開いている TCP および UDP ポートを通過するデータストリームを監視します。たとえば、メール脅威対策は SMTP を使用して送信される情報を分析し、ウェブ脅威対策は HTTP または FTP を使用して送信される情報を分析します。

Kaspersky Endpoint Security では、危険にさらされる可能性に応じて、オペレーティングシステムの TCP ポートと UDP ポートをいくつかのグループに分類しています。一部のネットワークポートは、脆弱なサービスのために予約されています。これらのポートは攻撃される可能性が大きいため、徹底的に監視してください。非標準ネットワークポートに依存する非標準サービスを使用する場合も、これらのネットワークポートが攻撃側のコンピューターの標的になる可能性があります。ネットワークポートのリスト、およびネットワークアクセスを要求するアプリケーションのリストを指定できます。こうすると、メール脅威対策とウェブ脅威対策がネットワークトラフィックを監視する際に、これらのポートとアプリケーションに特別な注意がはらわれます。