Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.0.0

インベントリタスクの設定

インベントリタスクに対して、以下の設定を指定できます:

  • インベントリ範囲:このセクションでは、インベントリでスキャンするファイルシステムオブジェクトを指定できます。ローカルフォルダー、ネットワークフォルダー、リムーバブルドライブ、ハードディスク、コンピューター全体を指定できます。
  • インベントリタスクの設定:このセクションで次の設定を指定できます。
    • コンピューターを使用していないときにスキャンする:このチェックボックスでは、コンピューターリソースが限られているときにインベントリタスクを中断する機能を有効にするか無効にするかを切り替えます。スクリーンセーバーがオフの状態でかつコンピューターのロックが解除されている場合、インベントリタスクは一時停止します。
    • DLL モジュールのインベントリ:このチェックボックスでは、DLL モジュールのデータを分析し、その結果を管理サーバーに送信する機能を有効または無効にします。
    • スクリプトファイルのインベントリ:このチェックボックスでは、スクリプトが含まれるファイルのデータを分析し、その結果を管理サーバーに送信する機能を有効または無効にします。
    • 詳細:このボタンをクリックすると、[詳細設定]ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、以下の設定を指定できます:
      • 作成または更新されたファイルのみスキャン:このチェックボックスでは、新しいファイルと前回のインベントリタスク以降修正されたファイルのみをスキャンするモードを有効にするか無効にするかを切り替えます。
      • スキャン時間が次を超えたファイルをスキップ:このチェックボックスでは、1 つのファイルをスキャンする時間の上限を設定するかどうかを選択できます。右のフィールドで設定された期限を迎えると、Kaspersky Endpoint Security はファイルのスキャンを中断します。
      • アーカイブをスキャン:このチェックボックスでは、RAR、ARJ、ZIP、CAB、LHA、JAR、ICE アーカイブに対する実行ファイルのスキャンを有効または無効にします。
      • 配布パッケージをスキャン:このチェックボックスでは、インベントリタスクの実行中に配布パッケージをスキャンするかどうかを指定します。
      • 大きな複合ファイルをスキャンしない

        このチェックボックスをオンにすると、[最大サイズ]に指定されている値を超えるサイズの複合ファイルはスキャンから除外されます。

        このチェックボックスをオフにした場合、複合ファイルはサイズに関係なくスキャンされます。

        アーカイブから展開されるサイズの大きいファイルは、[大きな複合ファイルをスキャンしない]がオンにされているかどうかに関係なくスキャンされます。

      • 最大サイズ:このフィールドで指定された値を超えるサイズのファイルは解凍されません。この値はメガバイト単位で指定します。