Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.0.0

データ暗号化

ワークステーション用の Microsoft Windows を実行するコンピューターに Kaspersky Endpoint Security がインストールされている場合、データの暗号化機能はすべて使用できます。サーバー用の Microsoft Windows を実行するコンピューターに Kaspersky Endpoint Security がインストールされている場合、BitLocker ドライブ暗号化技術を使用したディスク全体の暗号化のみ使用できます。

このセクションでは、ローカルコンピューターのドライブ、ハードディスク、およびリムーバブルドライブにあるファイルの暗号化と復号化について説明します。また、Kaspersky Endpoint Security と Kaspersky Endpoint Security 管理プラグインを使用したデータ暗号化と復号化の設定方法と実行方法についても説明します。

暗号化されたデータにアクセスする手段がない場合は、暗号化されたデータの特殊な使用方法についての説明を参照してください(ファイルの暗号化機能が制限されたイベントでの暗号化ファイルの使用暗号化されたデバイスにアクセスできない状況での暗号化デバイスの使用)。

このセクションの内容

データ暗号化の概要

暗号化機能の制限

暗号化アルゴリズムの変更

シングルサインオン(SSO)技術の有効化

ファイル暗号化の考慮事項

ローカルコンピュータードライブでのファイルレベルの暗号化

リムーバブルドライブの暗号化

ディスク全体の暗号化

認証エージェントの使用

データ暗号化の詳細の表示

制限されたファイル暗号化機能による暗号化ファイルの管理

暗号化されたデバイスにアクセスできない状況での暗号化デバイスの使用

オペレーティングシステム障害が発生した後の暗号化されたデータへのアクセスの復元

オペレーティングシステムのレスキューディスクの作成