Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.0.0

メール脅威対策の設定

メール脅威対策の設定では、次の操作を実行できます:

  • メールセキュリティレベルを変更します。

    事前にインストールされたメールセキュリティレベルのいずれかを選択することも、カスタムのメールセキュリティレベルを設定することもできます。

    メールセキュリティレベルの設定を変更した場合、いつでも推奨のメールセキュリティレベル設定に戻すことができます。

  • 感染したメッセージに対して Kaspersky Endpoint Security が実行する処理を変更します。
  • メール脅威対策の保護範囲を設定します。
  • メールに添付されている複合ファイルのスキャンを設定します。

    メッセージの添付ファイルのスキャンを有効化または無効化することができます。また、スキャン対象となる添付ファイルの最大サイズとスキャンの最長時間を制限することもできます。

  • メールの添付ファイルの種別によるフィルタリングを設定します。

    メッセージの添付ファイルの種別によるフィルタリングにより、特定の種別のファイルを自動的に名前変更したり削除したりできます。

  • ヒューリスティック分析を設定します。

    保護の有効性を高めるには、

    を使用します。Kaspersky Endpoint Security のヒューリスティック分析では、オペレーティングシステムにおけるアプリケーションの動作が分析されます。ヒューリスティック分析では、Kaspersky Endpoint Security の定義データベースに現在レコードが存在しない、メッセージに含まれる脅威を検知することができます。

  • Microsoft Office Outlook におけるメールのスキャンを設定します。

    Microsoft Office Outlook メールクライアントに組み込むことができる機能拡張を使用して、メールのスキャン設定を簡単に調整できます。

    Microsoft Outlook Express、Windows メール、Mozilla Thunderbird などの他のメールクライアントを使用している場合、メール脅威対策は、SMTP、POP3、IMAP、NNTP プロトコルのトラフィックをスキャンします。

    Mozilla Thunderbird メールクライアントを使用する場合、フィルターを使用してメールを[受信トレイ]フォルダーから移動すると、メール脅威対策は IMAP プロトコルで送信されるメールのウイルスなどの脅威をスキャンしません。

このセクションの内容

メールセキュリティレベルの変更

感染したメールに対する処理の変更

メール脅威対策の保護範囲の設定

メールに添付されている複合ファイルのスキャン

メールの添付ファイルのフィルター処理