クライアントデバイスのデスクトップへのリモート接続

管理者は、デバイスにインストールされているネットワークエージェントを使用して、クライアントデバイスのデスクトップへのリモートアクセスを取得できます。ネットワークエージェントを使用したデバイスへのリモート接続は、クライアントデバイスの TCP ポートと UDP ポートが閉じている場合でも可能です。

デバイスとの接続を確立すると、管理者はそのデバイスに保存されている情報へのフルアクセス権を取得できます。そのため、そのデバイスにインストールされているアプリケーションを管理することが可能です。

デバイスとのリモート接続は、次のいずれかの方法で確立できます:

リモートデスクトップ接続を使用してクライアントデバイスのデスクトップに接続するには:

  1. 管理コンソールツリーで、アクセスを取得する必要があるデバイスを選択します。
  2. デバイスのコンテキストメニューから、[すべてのタスク]→[デバイスに接続]→[RDP セッションの新規作成]の順に選択します。

    Windows の標準ユーティリティ mstsc.exe が起動し、リモートデスクトップに接続されます。

  3. ユーティリティのダイアログボックスに表示される指示に従います。

デバイスへの接続が確立されると、Microsoft Windows のリモートデスクトップ接続ウィンドウにデスクトップが表示されます。

Windows デスクトップ共有を使用してクライアントデバイスのデスクトップに接続するには:

  1. 管理コンソールツリーで、アクセスを取得する必要があるデバイスを選択します。
  2. デバイスのコンテキストメニューから、[すべてのタスク]→[デバイスに接続]→[Windows デスクトップ共有]の順に選択します。
  3. リモートデスクトップ接続を選択]ウィンドウが表示されるので、接続する必要があるデバイスのセッションを選択します。

    デバイスへの接続が正常に確立すると、[Kaspersky リモートデスクトップ接続ビューア]ウィンドウにデバイスのデスクトップが表示されて使用可能になります。

  4. デバイスとの対話を開始するには、[Kaspersky リモートデスクトップ接続ビューア]ウィンドウで、[処理]→[対話モード]の順に選択します。

Virtual Network Computing システムを使用してクライアントデバイスのデスクトップに接続するには:

  1. 管理コンソールツリーで、アクセスを取得する必要があるデバイスを選択します。
  2. デバイスのコンテキストメニューから、[すべてのタスク]→[トンネリング接続]の順に選択します。
  3. 表示される[トンネリング接続]ウィンドウで、次の操作を実行します:
    1. 1. ネットワークポート]セクションで、接続する必要があるデバイスのネットワークポート番号を指定します。

      既定では、ポート 5900 が使用されます。

    2. 2. トンネリング]セクションで、[Create tunnel]をクリックします。
    3. 3. ネットワーク設定]セクションで、[Copy]をクリックします。
  4. VNC クライアントを開き、コピーしたネットワーク属性をテキストフィールドに貼り付けます。Enter を押します。
  5. 表示されたウィンドウで、証明書の詳細情報を表示します。証明書の使用に同意する場合は、[Yes]をクリックします。
  6. 認証]ウィンドウで、クライアントデバイスの資格情報を指定し、[OK]をクリックします。

関連項目:

Kaspersky Security Center のライセンスオプション

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