Kaspersky Security Center 15.1 Windows

クライアントデバイスの管理サーバーの変更

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管理サーバーの変更]タスクを使用して、クライアントデバイスを管理する管理サーバーを別のサーバーに変更できます。

クライアントデバイスを管理する管理サーバーを別のサーバーに変更するには:

  1. コンソールツリーで、[タスク]フォルダーを選択します。
  2. このフォルダーの作業領域で[新規タスク]をクリックします。

    新規タスクウィザードが起動します。[次へ]をクリックしながらウィザードに沿って手順を進めます。

  3. ウィザードの[タスク種別の選択]ステップで、[Kaspersky Security Center 管理サーバー]ノードを選択し、[詳細]フォルダーを展開して、[管理サーバーの変更]タスクを選択します。
  4. 開いたウィンドウで、[OK]をクリックして、クライアントデバイスの管理サーバーの変更条件に同意することを確認します。
  5. ウィザードの[設定]ステップで、選択したデバイスの管理に使用する仮想管理サーバーを選択します。
    • 別のプライマリ管理サーバーに変更する
    • このプライマリサーバー上で別の仮想サーバーに変更する

    必要に応じて、ネットワークエージェントを再起動するまでの待機時間を指定します。

  6. ウィザードのこのステップでは、タスクを割り当てるデバイスを選択します:
    • ネットワークの管理サーバーによって検出されたデバイスを選択する:この場合、タスクを特定のデバイスに割り当てます。特定のデバイスには、管理グループに属するデバイスと管理グループが割り当てられていないデバイスの両方を含めることができます。
    • デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからアドレスをインポートする]。タスクを割り当てるデバイスの NetBIOS 名、DNS 名、IP アドレス、IP サブネットを指定できます。
    • デバイスの抽出にタスクを割り当てる:この場合、既に作成された抽出に属するデバイスにタスクを割り当てます。事前定義の抽出または作成済みのカスタム抽出を指定できます。
    • 管理グループにタスクを割り当てる:この場合、既に作成された管理グループに属するデバイスにタスクを割り当てます。
  7. ウィザードの[タスクを実行するアカウントの選択]ステップで、アカウント設定を指定します:
    • 既定のアカウント
    • アカウントの指定
  8. ウィザードの[タスクスケジュールの設定]ステップで、タスク開始のスケジュールを作成します。必要に応じて、次の設定を指定します:
    • 実行予定:
      • 毎日(サマータイムはサポートしていません)
      • 曜日ごと
      • 毎月
      • 1 回
      • 手動
      • 即時
    • 未実行のタスクを実行する
    • タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる
    • タスクの開始を次の時間範囲内でランダムに遅延させる(分)
  9. ウィザードのこのステップでは、作成するタスクの名前を指定します。
  10. タスク作成の終了]ステップで、[終了]をクリックしてウィザードを終了します。

    ウィザード終了後にすぐにタスクを開始するには、[ウィザードの終了後にタスクを実行]をオンにします。

タスクが完了すると、タスクの対象となったクライアントデバイスは、タスク設定で指定した管理サーバーの管理下に置かれます。

管理サーバーで暗号化とデータ保護をサポートしている場合、[管理サーバーの変更]タスクを作成しようとすると、警告が表示されます。その警告には、デバイスに暗号化されたデータが保存される場合、新しいサーバーがデバイスの管理を開始すると、ユーザーは以前に処理したことがある暗号化データにしかアクセスできなくなることが示されます。それ以外の暗号化されたデータにはアクセスできなくなります。暗号化されたデータにアクセスできなくなるケースの詳細な説明については、Kaspersky Endpoint Security for Windows のヘルプを参照してください。